Ryzen 7 2700Xにしてみた

こんにちは。
社会人になりましたので闇の精霊の感応は一旦中止で申し訳ありません。

で、タイトルの通りですが、事情がありCPUを最近話題のPinnacle Ridge “Ryzen 7 2700X”に乗り換えしました。
マザーとCPUとメモリと電源、合計8万5000円↑。初任給がぁ

というのも、メインのPCをいつも通りシャットダウンした後、再び起動しようとしても画面に何も出力されなくなりました。
これだけならグラボが悪いのかな?と思って予備のグラボに変えてみても変わらず。
どうやらBIOSの起動に問題があったようです。
その後ばらしてメモリを抜いたり、ストレージをできるだけ外したりしても安定起動できませんでした。
ただ、10回に1回ぐらいは起動でき、その後は突然電源が落ちるなどはありませんでしたし、電源の電圧など見てみても異常な値はありませんでした。
が、起動できた場合でもいつもよりはるかに時間がかかっていたので明らかに何かがおかしかったです。
結局、毎回数十回も起動を試すのはだるいので原因は特定できないまませっかくの機会だったので、
CPU・マザー・メモリを注文して交換することに。
で、その時は前々から気になっていたRyzenの新型が出たばかりだったので迷わずRyzen 7 2700Xを注文。

以前の構成は、
CPU: Intel Core i7 [email protected]定格
RAM: G.Skill DDR3-2400 8GBx4 32GB
M/B: Asrock Z97M Anniversary
グラボ: GALAX GeForce GTX980Ti HOF
ケース: Fractal Design Define R5
電源: SuperFlower 750W 80+ プラチナ SF-750P14PE

ストレージ: Samsung SSD 850 Evo 250GB (OS用)
SanDisk SSD 240GB x2 (ゲーム用)
TOSHIBA DT01ACA300 (3TB, データ保存用)
Seagate ST6000DM003 (6TB, バックアップ用)

 

というわけで中身をRyzenへ入れ替えます。
まずマザボ
X470マザボで安価だったAsrockのX470 Master SLIを選択
安価とはいえ、背面のUSBポートがすべてUSB3.1になってたり、インテルのLANだったり、
PCI-Eスロットが補強されてたり機能面では以前のマザボよりはるかに強化されています。


CPUとメモリ待ち。以前はグラボが重量級かつ巨大なので取り外しなどの取り扱いが大変でした。
グラボもグラボでいつの間にか3つのファンのうち1発死んでたのですが、
グラボまで買い替える余裕がないのとデザインが秀悦なので、
グラボを分解してグリス塗り替え&埃除去でリフレッシュしました。
Power Targetを絞ることで黒砂プレイ中でも50度台で安定動作してます。

Ryzen 7 2700XとOCMemory OCM3200CL16D-16GBN (8GB DDR4-3200 x2)です。

実を言うと、最初電源は変えずにやっていたのですが、やはり同じ症状でうまく起動できず。
やはり電源だったのだろうか・・?
というわけでその日のうちに車を往復2時間ほど走らせて最寄りのPC工房へ行き電源を追加で買う始末に。
既に資金にあまり余裕がなかったので以前の物よりかなりグレードダウンした玄人志向のKRPW-AK650W/88+を購入。
ただ、これが思ったより良く、OCしてエンコードなど10分ほどかけてみても音はほぼ無音で電源自体もほとんど熱くなっていなかったです。
弱点としては見た目が安っぽいのとATX/EPSのコードが裏配線だと届かず、正面から配線することになったぐらいです。
その後、3回起動途中に電源が落ち、その後起動するという感じで稼働に成功。
この3回落ちる現象は後に原因がわかりました。
要するにメモリのXMPが問題だった模様です。
i7-4790Kを使っていたころは特に考えもせずXMPでOCしていたので全く気にしていなかったのですが、
Ryzenは全世代よりマシになったとはいえ、まだメモリの相性があるみたいです。
OCM3200CL16D-16GBNは本来のスペックはDDR4-3200ですが、DDR4-2933以上は電源が落ちてBIOSが起動せず。
DDR4-2800で起動成功したものの、10分ほど黒砂をプレイしてると唐突に黒砂がフリーズしたりして動作不安定だったので最終的にDDR4-2666で安定動作しました。
よく考えるとメモリはマザボのサポートリストに無く、動作しなくても仕方がなかったですね、
もう少し考えて選ぶべきでした。BIOSアプデでDDR4-3200動作するようになればいいな。

次にRyzenでの実際の黒砂の感想ですが、
全体的に余裕のある動作になったと思いますが、やはりフレームレートが落ちるときは落ちます。
これはRyzenの問題というより黒砂のクライアントの作りがイマイチな状態でハードウェアの性能を引き出せていないためです。
自分の経験上、グラ設定がβ仕様なしの最高設定で4コア8スレのクロック3.7GHz以上のCore i7ぐらいのCPU性能、GTX980程度のGPU性能があれば十分で
それ以上頑張ってスペックを上げても大してパフォーマンスが変わらない仕様になっています。
もっとマルチスレッド処理を扱うようにしてくれればRyzenはIntel Core i7よりパフォーマンス面で有利になると思います。
少なくとも黒砂において Ryzen 7 2700XはCore i7と比べて明らかにパフォーマンスが劣るということはありません。

Ryzenに変えて一番良かったと感じることは熱処理です。
以前のi7-4790Kは発売されてから電源と共に購入しましたが、
4年経った今年になると中のグリスがヘタって来たのか、OCして高負荷をかけるとあっという間に80度越えして定格クロックまで戻される始末になってたので、
定格運用していました。
しかしながらRyzenはソルダリングのおかげかびっくりするほど温度が上がらないんです。
定格はおろか↑動画のように全コア4.1GHzにOCしてエンコやCineBenchをかけてみても5分ぐらいずっとやってようやく70度に達する感じ。
しかも負荷をかけ終わってアイドルにすると目玉が飛び出るぐらいに温度が急激に低下してものすごい速さで30~40度台に戻ります。
冷却系はi7-4790Kの頃と全く変わっていません。クーラーはサイズの虎徹 MarkⅡ、グリスはThermal GrizzlyのKryonaut。
のにCPUの冷え具合が全然違います。コア数/スレッド数は倍なのに。

上記動画でもあるように黒砂プレイ中でも40~50度台で安定してプレイでき、とても満足してます。

そして、現在のメインPCスペックは以下になりました。

CPU: AMD Ryzen 7 [email protected]定格 or 4.1GHz OC
CPUクーラー:サイズ 虎徹 MarkⅡ
RAM: OCMemory DDR4-3200 8GBx2 16GB (DDR4-2666動作)
M/B: Asrock X470 Master SLI
グラボ: GALAX GeForce GTX980Ti HOF
電源: 玄人志向 KRPW-AK650W/88+ (80+ Silver 650W)
ケース: Fractal Design Define R5
ストレージ: Samsung SSD 850 Evo 250GB (OS用)
SanDisk SSD 240GB x2 (ゲーム用)
TOSHIBA DT01ACA300 (3TB, データ保存用)
Seagate ST6000DM003 (6TB, バックアップ用)

 

個人的に黒砂プレイヤーでPCの新調を考えている人にはこの新型Ryzenをお勧めします。
理由としては8コア16スレッドの余裕のあるCPUパワーと優秀な熱処理能力。
↑で黒砂は一定以上のスぺックはあまり意味を成さないと書きましたが、
CPUの負荷具合でフレームレートの出方が結構変わります。のでCPUパワーは必要なほうです。
もしCore i7をお持ちであればエンコードなどCPUに高負荷がかかる作業をしながら黒砂をしてみてください。
黒砂がかなりカクカクになるはずです。ので、黒砂で可能な限りフレームレートを落とさないためには
黒砂蔵が集中できるようにCPUには3.5GHz以上を維持しつつ、多コアで黒砂以外の負荷を分散させるような余剰パワー、
熱ダレでクロックが低下しないように放熱に優れたCPUがベストだと思っています。
Ryzenが今のところ安価でそれを満たすCPUなのでお勧めをしたという感じです。